就業形態によって給料体系は異なる
工場の求人には就業形態の項目がありますが、大きく分けると次の4種類になります。すなわち、正社員、派遣社員、アルバイト、期間工の4つです。正社員の求人であれば、年収なら300万円から400万円というケースが多いです。月収ベースであれば20万円から多くても30万円というのが一般的です。正社員希望の人はこの金額を基準に選ぶといいでしょう。もちろん、正社員の場合は賞与も付与されますので、賞与金額も参考にすることをおすすめします。派遣社員とアルバイトだとそこまで金額は変わらず、時給1000円から2000円が多いです。他方、期間工の場合は、給料面が非常に良くて月収30万円前後が多いです。ただ、短期間での就業になることが多いので、長期的に働きたい人には向いていないかもしれません。
さまざまな手当を確認する
工場の求人で見るべきポイントは時給や基本給だけではありません。工場勤務特有の手当があるかどうかも大切です。こうした手当の中でもっとも代表的なものが深夜手当でしょう。夜に工場で働くと深夜手当がつきます。これは一般的に基本給の2割5分増しの金額です。もちろん、工場によっては深夜勤務を禁止にしているところもありますので、深夜勤務があるかどうかを求人でしっかりと見ておきましょう。また、工場での勤務では残業代が付きます。月に30時間程度残業すれば、一般的に基本給に5万円前後上乗せされます。このように、工場勤務の場合には諸手当も付きますので、こうした点も求人をチェックするときに見てから会社を探すと、自身の理想の給料を得ることができるかもしれません。